TANAKAの技術

リサイクルの仕組みと高度な技術のイメージ

リサイクルの仕組みと高度な技術

当社のリサイクルの仕組みと技術について紹介します。

2010年9月

前回は、”限られた資産を最大限活かす「都市鉱山」”と題して、パソコンを例に田中貴金属のリサイクルに対する取り組みを簡単に紹介しました。今回はもっと深堀し、当社のリサイクルの仕組みと技術について紹介します。

自社で完結、リサイクルプロセス

当社では貴金属のリサイクルを、製品の回収・精製から、再製品化まで全て外部に委託することなく、グループ内で実施しています。
ここで、貴金属リサイクルについて見てみましょう。

トータルコスト削減を実現するリサイクルプロセス(ルテニウムプリカーサーの事例)

トータルコスト削減を実現するリサイクルプロセス(ルテニウムプリカーサーの事例) CVD材料のリサイクルプロセス - CVD recycling process -

当社のプリカーサーリサイクルは、ウエハに成膜されなかったプリカーサーをトラップして回収、分解物や不純物を除去、精製してプリカーサーに戻すという、当社保有の特許プロセス。回収物を地金(じがね)に戻すことなく新品同様のプリカーサーに精製することにより、お客様のコストダウンに貢献しています。
このような高い技術により、“材料コストの低減”や“貴金属地金価格変動のリスク低減”、また、“CO2排出量の低減に貢献”するなど、さまざまな効果をもたらします。
さらに、現在のめっき液を当社のリサイクルシステムで回収精製し、低貴金属濃度プロセスへ転換することで、現めっき液の貴金属含有量によっては再建浴の費用負担が軽減するばかりか、お金が戻ってくることもあるのです!

高技術の証明となる、LBMA

ロンドン金市場の「公認溶解業者」に認定 ロンドン地金市場協会より、金および銀の「公認審査会社」に任命

当社のリサイクル技術の高さは、公的機関からも認定されています。
1978年に、日本で初めて、世界の金市場で最も権威あるロンドン金市場の「公認溶解業者」に認定され、2003年にはロンドン金市場の登録認定機関であるロンドン地金市場協会より、金および銀の「公認審査会社」に任命されました。

なんと、「公認審査会社」は世界で5社、日本では唯一田中貴金属だけが任命されているのです!これは、当社の溶解技術と分析能力が世界的に認められたことを意味しています。

・別製品の貴金属地金に充当できる(リサイクル加工)
・地金でお返しができる
・地金を買取り現金にできる

など、還元方法が選べるのも、当社でリサイクルをするメリットです。
治具の洗浄によるリサイクルや、産業廃液からの有価物流出をカバーする貴金属リサイクル装置もご提案します。

地球にやさしい会社を目指して。田中貴金属のリサイクルに関する取り組みを今後もご期待ください。